腫瘍マーカーとPETについて
食道がんに限らず、ガンには様々な腫瘍マーカーというものがあります。
腫瘍マーカーとは、ガンの存在により異常値を示す血液検査の項目の事で、ガンの種類に応じて多くの種類があります。
当然ガンの種類によって変わってきますからこの場合、食道がんのマーカーは食道がんの種類によって変わってくるのですが、
扁平上皮ガン・・・SCCとCEA
腺ガン・・・CEA
となります。
このマーカーの数値は進行したガンの動きを調べる時に使われます。
また注意する事はガンであっても異常値を示さない事があるということです。
もうひとつの検査法のPETですがこの検査法は、放射性のブドウ糖を注射し、その分布を撮影する事で全身のがん細胞を検出するやり方となります。
この方法は他のガン検査において転移などが確定できない場合などに用いられる検査方法です。