セカンドオピニオンとは?
初めから担当医に恵まれ、しっかりした治療を受けれる環境にある方は大変恵まれているでしょう。
恵まれているというのは、ココロの充実の事で、精神的に安心、安定する事が、ガンにとっては大変有効的な治療法である事は間違いありません。
しかし、そこまでしっかり担当医と繋がった信頼関係が保たれているとういう患者さんは残念ながらそこまでの数はいないと思われます。
それは、ガンという病気が、特殊な病気であるという事。
今では時代も変わり、割とガンにかかったことを本人が知っている場合は多いですが、一昔前までは、ガンになった本人には知らせないというのは一般的でした。
また、好き嫌いに関わらず、担当医以外の意見を聞く事も暗黙的にNGとされていたような気がします。
そこで生まれたのがセカンドオピニオンというものです。
ガン以外の病気でも何でもいいのですが、担当医師以外の意見を聞く事により、今の方向性などを確認したり、変更したりする手助けだったり確認できるからです。
つまり第三者の意見を聞いてみるという事です。
一般的には「セカンドオピニオンを聞く」などといわれています。
担当医に
「セカンドオピニオンを聞きたいのでデータや紹介状をお願いします。」
と伝えてみましょう。
今までお世話になって来た担当医の顔を潰すのでは?
と気を使い、セカンドオピニオンを聞く事をためらっている方が以外に多いようですが、何も心配しなくても大丈夫です。
今ではほとんどの医者がセカンドオピニオンを聞く事は一般的なことであるということを理解していますから、不機嫌になったりする事はありません。
もし、ガンの治療法などに対して不安などがあれば、積極的にセカンドオピニオンを聞いていく事をお薦めします。