食道がんの治療法(抗がん剤治療について)

抗がん剤治療について

食道がんの抗がん剤治療では数種類の抗がん剤を使用します。
しかし抗がん剤のみで完治することはありません。

 

ですのでその他の治療法と併用する事が一般的です。

 

また抗がん剤は個人差があるため効果と副作用を見ながら治療を行っていかなくてはいけません。

 

 

抗がん剤は副作用がありますので服用にはしっかり担当医と相談しなくてはいけません。

 

抗がん剤の副作用についてはこちらをごらんください。

化学放射線治療法(放射線治療と抗がん剤の併用治療)

食道ガンでの治療では放射線治療単独よりも抗がん剤治療と併用して行ってがん治療をしたほうが効果が高い事が分かっています。

 

現在の食道がんの治療で一般的な方法としては放射線照射30回程度に対して抗がん剤を同時に投与していくというやり方です。
これを化学放射線療法といいます。

 

 

化学放射線療法は、完治させることを目的とした治療方法と、末期や手術不可能な患者さんの症状を緩和する治療方法があります。
それぞれを根治治療と緩和治療といいますが、根治治療の場合は、病変が全て放射線を当てる部分内に入る場合で、手術が可能な場合もあります。

 

 

しかし、手術を望まない人や高齢や合併症で手術が危険な人も化学放射線療法を行っています。

 

この化学放射線療法ですが食欲不振・口内炎・白血球減少などの副作用がそれぞれ単体の治療法よりもひどくなる事が予想されますので体力が失われる可能性も高くなります。

対症療法について

食道ガンでは、ガンの進行や場所が手術で厳しい場合、ガンのある食道はそのまま残し食べ物の道を作るための、バイパス手術があります。

 

またガンによって食道が狭くなったために食べ物が通りにくく食べにくい場合には、シリコンゴムやステントと呼ばれる金属で出来たものを食道の中に入れて、通りをよくする事もあります。

 

これは、手術をしなくても出来るので負担が少なく体力のない患者さんには有効です。

 

 

また、お腹から直接胃に栄養物を入れるために管を入れたり、点滴で栄養管理をすることがあります。

 

 

 

 

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