食道ガンについて
ものを食べる全ての始まりといわれる食道ガンについての説明です
食道ガンについての様々な知識についてお知らせいたします
食道ガンについてエントリー一覧
- 食道がんとは?
- 食道は、あなたの生命を維持するために必要なエネルギーを吸収するために必要な器官です。のどと胃をつなぐ大事な器官であり、なんと長さが25mもあるのです。特に食べ物を毎日3回以上胃へと通していくため、食べ物がとおりやすいように、内側が特殊な粘膜になっているのです。今回のページで説明する食道がんですが、この粘膜の表面にある上皮から発生するのです。また日本では食道がんのほとんどのケースは、扁平上皮ガンなのですが、これは世界で国によって変わってきます。これは主に食生活の違いから来るものでしょうが、例えば、...
- 食道がんの検査と診断など
- 食道がんが疑われた場合、診察として一般的にはX線による診察が行われ、食道造影検査と内視鏡検査が行われます。また、転移などの食道がんの広がりを調べる場合はCT、MRIのほか、超音波内視鏡検査、超音波検査などがあります。X線検査で食道がんを調べる場合、バリウムを飲み食道を通過するところをX線で撮影します。これにより、ガンの場所や大きさ、食道の狭さなどを確認し全体像を見ることが出来ます。内視鏡検査では、食道の中身を見ます。管の先端に小さなカメラを掲載した内視鏡を食道に挿入して検査をし、観察していきます...
- 食道がんの腫瘍マーカーとPETとは?
- 食道がんに限らず、ガンには様々な腫瘍マーカーというものがあります。腫瘍マーカーとは、ガンの存在により異常値を示す血液検査の項目の事で、ガンの種類に応じて多くの種類があります。当然ガンの種類によって変わってきますからこの場合、食道がんのマーカーは食道がんの種類によって変わってくるのですが、扁平上皮ガン・・・SCCとCEA腺ガン・・・CEAとなります。このマーカーの数値は進行したガンの動きを調べる時に使われます。また注意する事はガンであっても異常値を示さない事があるということです。もうひとつの検査法...
- 食道がんの治療について1
- 食道がんの治療は、ステージに基づいて治療法を決めます。食道がんの治療法には大きく分けて内視鏡治療、手術治療、放射線治療、抗がん剤治療の4つの方法があります。しかし食道がんのみでなくある程度進行してしまったガンの場合は、集学的治療と呼ばれる上の4つの治療法を組み合わせた方法も用いられます。もちろん患者さんの年齢や希望、合併症なども考慮しながらではありますが、以下のような治療に分類されます。0期まだ初期段階であれば内視鏡的治療T期、U期、V期術前療法として、抗がん剤治療・化学放射線療法その後、手術治...
- 食道がんの治療法(内視鏡治療)
- 食道がんの手術の種類でまずは、内視鏡治療について説明します。この治療法は内視鏡で見ながら食道の中からガンを切り取る方法で基本的に転移などがない0期と1期の1部のがん患者が対象になります。この内視鏡の手術には2種類あり、内視鏡的粘膜切除術(EMR)内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)です。EMRは、食道がそのまま残るため、翌日から食事が可能で大変優れた治療方法です。この場合の手術は大変簡単な手術となります。EMRは・ガン患部の粘膜下層に生理食塩水を注射し・スネアという弱い電流をながし根元に投げ輪のよう...
- 食道がんの治療法(手術治療)
- 食道がんの手術法は、ガンの進行具合によって変わってきますが、全ての臓器へ繋がる器官ですので様々な手術方法があります。しかし食道がんの治療法では最も手術が多くそのやり方は多くありますが、基本的には病巣と一緒にリンパ節などを含む周囲の組織を切除します。しかし手術後は食道ですからもちろん食べ物などは食べれません。食道を切除した後は食べ物が通る新しい道を胃や腸を使って再建します。ですのでもちろんガンの発生する食道の部位によって選択される手術式が異なります。また人間の体の性質から手術するとその部分が縮みま...
- 食道がんの治療法(放射線治療)
- 一般的に放射線治療といえばあまりガンが進行していないイメージがあります。確かに放射線は手術のようにじかに体に傷を与える方法ではありません。ではガンの治療の1つとして持ち入れれている放射線手術について説明していきます。放射線治療はX線でがん細胞を殺しガンを小さくする効果があります。また放射線治療にも・体の外から放射する・食道の腔内に放射線が出る物質を挿入し体の中から照射する方法があるのですが、ステージや転移などによって変わってきます。他にも治癒を目指す治療、ガンによる痛みや出血ヲ抑えたり食べ物の通...
- 食道がんの治療法(抗がん剤治療やその他)
- 食道がんの抗がん剤治療では数種類の抗がん剤を使用します。しかし抗がん剤のみで完治することはありません。ですのでその他の治療法と併用する事が一般的です。また抗がん剤は個人差があるため効果と副作用を見ながら治療を行っていかなくてはいけません。抗がん剤は副作用がありますので服用にはしっかり担当医と相談しなくてはいけません。抗がん剤の副作用についてはこちらをごらんください。