胆のうガンの治療法について・・2

抗がん剤治療

多くのがん治療で使われている抗がん剤治療ですが、胆のうガンに対しての有効性というものは今のところはっきりしていないのが現状です。

 

ですので、胆のうガンに置いて抗がん剤の治療はすすんで行われていないのですが、2006年に日本で新しい抗がん剤が、胆のうガンを含む胆どうがんに保険承認されてから、今後の評価が期待されている状態ですので、これからの治療において抗がん剤が盛んに使われる可能性もあるかもしれません。

 

なお、抗がん剤の副作用については健康な体の組織にも影響を与える場合もありますので、しっかりした知識を持つべきです。

 

 

抗がん剤の副作用についてはこちらをご覧ください

 

放射線治療

この放射線治療もガンの細胞を殺すには効果のある治療法とされていますが、胆のうガンに対してはあまり期待されていない治療法です。

 

しかし、胆のうガンにおいても、ガン細胞が手術では取りきれないが、離れた臓器への転移がない場合などにおいて、稀に使われる場合があります。

 

 

放射線治療では、放射線を体の外から当てる体外照射法と、胆管内からがん細胞近辺に照射する胆管腔内照射法があります。

 

その他の治療方法

胆のうガンの場合、ガン細胞が十二指腸などの臓器に広がって消化管の通過障害などが見られる場合、バイパス手術を行う場合があります。

 

また、切除が不可能で黄疸のある場合は細い管を入れ開通させる胆道ステンドといわれる手術もします。

 

その他には、超音波装置を参考にしながら肝臓の中にチューブを留置して体の外のバックを作るか、十二指腸に胆汁が排出されるようにする経皮径肝胆道ドレナージを実施する事もあります。

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