検査方法について
大腸ガンが疑われた場合、基本的に行われる検査方法として以下のような検査があります。
直腸指診
この方法が、最もオーソドックスで、指をお尻から直腸に入れ、しこりや異常を指の感覚で調べていきます。
注腸造影検査
検査食を食べ、腸内をキレイにしたあと。お尻からバリウムと空気を注入してX線をとります。
この検査によって、ガンの正確な位置、大きさなどが分かります。
大腸内視鏡検査
先端にライトとカメラレンズのついた内視鏡をお尻から挿入して、全大腸内をくまなく調べていきます。
この検査によって、例えばポリープが発見された場合などには、組織を採取して悪性か良性を調べたりします。
最近では、ガン組織を100倍近くまで拡大できる内視鏡もあり、より精密な検査も行われるようになってきています。
この検査には、基本的に痛みはなく、診察も通常20分程度で終わります。
その他の検査方法など
他には、血液検査、エコー、CT、PETなどの検査方法があります。