肺がんとは?

肺がんについて

肺は人間の生命を維持するためにはなくてはならない臓器です。

 

なぜなら呼吸によって人間は生きているからであり、人間のポンプの部分が肺だからです。

 

つまり肺は、呼吸する事によって肺に送り込まれた空気がガス交換をする臓器です。
口や鼻などを通り外部から取り入れられた空気は気管,気管支を通して肺に入っていきます。

 

ココまでは誰でも知っている事ですが、更に気管支が分岐を通り越して肺胞という小さな袋で血液中の二酸化炭素と空気中に酸素を交換しています。

 

このように体内に栄養を取り入れる役目をしている肺ですが、肺ガンは肺の気管・気管支・肺胞の一部が何かの原因でガン化したものです。
肺ガンは転移が早い事でも知られていますが、信仰するに連れ周りの細胞や組織を破壊しながら増殖していき血液やリンパの流れに乗って広がっていきます。
全身にエネルギーを送る役目ですから、当然ガンの転移も早くなります。

 

また肺ガンは喫煙と関係が非常に深いガンですがタバコを吸わない人でも発病する事があります。
副流煙が原因とも言われていますので、自分はタバコを吸わないから大丈夫というわけでもありません。

 

最近では禁煙ブームという風潮になってきましたが、それでも肺ガンは日本人のガンの死亡原因のトップとなっています。

肺がんの症状について

肺がんの一般的な症状としては、中々直りにくいセキ、血痰、胸痛、呼吸時のゼーゼー音、息切れ、軽度の発熱、ムクミなどがありますが、これらの症状が必ずしも肺ガン特有のものといういわけではありません。

 

逆に肺ガンでも上記の症状がなく進行していく人もいます。
肺がんは症状がなくても定期健診などによって早期発見をすることも出来ます。

 

肺ガンは便宜上治療に当たっては、経過や治療方法、治療効果の違いから、非小細胞ガンと小細胞ガンに分けられます。非小細胞ガンは肺ガンの9割近くを占め、ガンの発生しやすい場所、進行の速さ、症状などはその種類によって違います。

 

一方もう1つの小細胞ガンの方はがん細胞の増殖スピードが速く、転移しやすいガンといわれています。ですので小細胞ガンの場合、発見時に既に転移している事がしばしばあります。

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